2014年9月菅田巌 会長

原曝忌大川に時流れゆく   稲畑 廣太郎

今年広島は69回目の原爆の日を迎えた。ヒロシマは40数年ぶりの雨,昼からは雨が上が
り長い一日となった。明後日はナガサキの原爆の日,核のない世界を祈念する。
先軋 瀬野川で開業されていた藤中ミサ子先生からお手紙をいただき,50有余年にわ
たって医者を続けて来られたが,米寿となられた今年7月末をもって閉院された。先生は
いつも学術講演会には顔を出されていた。これからも体に気を付けられて,余生を送って
いただきたいと思う。
8月5日県医師会理事会があり出席した。集団的個別指導と新たな財政支援制度に関して
報告したい。
【集団的個別指導】
広島県と岡山県がこの集団的個別指導を行っていない。現在医師会と中国四国厚生局と
のせめぎ合いの最中であるが,広島市と安佐地区医師会においては,個別指導の件数が増
えていると報告があり,返還まで求められている。各診療科の上位8%の診療所等を対象
に,集団的個別指導は他県では行われている。県医師会は指導における指導事項の公開周
知を要望し,厚生局からは集団指導の場での配布,HPへの掲載を前向きに検討したいと
して,次回9月ごろには結論を出す予定である。
【新たな財政支援制度(基金)】
安芸地区でもこの基金に関しては医療と介護に関するICT化について県に要望してい
る。もう既に佐伯地区医師会ではHMネットを介して,先行して行われている。
今回,この新たな財政支援制度は,先に成立した医療介護総合確保法では都道府県に基
金を設置し,病床機能分化等の推進や在宅医療・介護の推進,マンパワーの確保などを図
ることが規定されている。医療提供体制は都道府県の「医療計画」で介護保険の提供計画
は市町村の「介護保険事業計画」で定められ,さらに都道府県は「介護保険事業支援計
画」に基づいて市町村を支援する制度の整合性を持たせるのが今回の基金である。今回の
ヒアリングは事業主体の公平性の確保及び配分の考え方の説明等が厚労省であった。どの
ような裁定が行われるのか見守りたい。
(平成26年8月7日)

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