2012年4月菅田巌 会長

3月11日で東日本大震災は1年を迎える。死者・行方不明者合わせて2万人近く,さらに
福島第一原発の放射能汚染の問題もあり,今なお全国に避難している人は約34万人に上っ
ており,1日も早い復旧・復興を願っている。

今朝の新聞には首都直下型地震の1つ「東京湾北部地震」について,従来の想定の震度6
強より大きな震度7になる可能性があると文部科学省のプロジェクトチームが明らかにし
ている。1か月前,政府の地震調査委員会では,東日本大震災で地震活動が活発化し,首
都直下型地震は起きやすくなっている。30年以内に70%の確率でマグネチュード7の地震
が想定されていると報告していた。当地区は比較的地震も少なく,気候,風土も穏やかな
恵まれた地域である。東海・東南海・南海地震も想定される昨今,四国愛媛の1977年から
稼働開始して40年近く経つ伊方原発1号機は,中央構造線という巨大活断層が近くにある
が,伊方が第二の福島原発に,広島が第二の飯館村にならないことを念じるばかりであ
る。三寒四温の今日この頃,今年の桜開花予想は日本気象協会の発表によると,例年より少
し遅く,予想開花日は3月30日,予想満開日は4月7日頃になる。
4月に新医師会館の竣工式を行い,会員皆様でお祝いする予定である。

【第106回安芸地区医師会定例総会】
この度,2月19日に開催された第106回安芸地区医師会定例総会において,会長に推挙し
ていただき感謝申し上げる。先達から引き継いだ①医の倫理②医学・医術の研錬③医
権の拡大,医業の安定・親睦等,引き続き取り組んで行くのでご支援ご協力よろしくお願
いしたい。今回,この6年間会員福祉そして総合介護センター事業の担当をしていただい
た坂の田辺文理理事が今回理事を辞められる。私の会長発足時から頑張っていただき感謝
申し上げる。坂からは高島宏幸先生が,船越から谷充理先生が新たに理事として入ってい
ただくこととなった。
総会において,平成23年度の会務報告,関連事業報告,平成23年度の医師会会計,特定
健診・特定保健指導会計及び総合介護センター会計の補正予算案,平成24年度の医師会事
業計画案,関連事業計画,新公益法人制度において一般社団法人の選択を提案する件等,
提出した第1号議案から第5号議案総て会員皆様のご協力により承認され,賛成可決され
た。平成24年度も地区医師会の使命である地域に密着し,当面の課題である①新公益法
人制度への対応公益事業と定款の見直し②125年史の発刊③医師会事業一に取り組み,
皆様の英知を結集して実行して行きたい。今後も会員の総意を大切にし,「順天以医 救
世以仁」を心に刻み,サステイナビリティそしてサバイバビリティのある医師会運営を行
う。

【第106回県医師会定例代議員会】
3月11日第106回県医師会定例代議員会・第52回医師共済会総代会・第76回定例総会が開
催される。今年は30年ぶりの会長選挙があり,5選を目指す現職の碓井静照先生と前広島
市医師会長で県医師会常任理事の平松恵一先生,県医師会常任理事の模坪毅先生の3人が
立候補された。資産運用規定そして県医師会の移転を含む高精度放射線治療センター(仮
称)の建設・運営に関する案件があり,当医師会からも,質問・提言など言っていただき
たい。県医師会全体で取り組む課題が山積しており,大学,地域,各科とか言うこだわり
やしがらみを超えた選挙を望みたい。
3月は年度末でいろいろな事業,委員会,講演会がある。よろしくお願いしたい。
(平成24年3月)

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