2012年10月菅田巌 会長

朝夕めっきり涼しくなったが,日中はまだまだ30度を超えている。釈迦に説法だと思うが,
季節の変わり目には体調管理に気を付けて頂きたい。
9月に入りいろいろな会議があり出席してきた。

3日(月)労災自賠責医療協議会
4日(火)広島県医師会・平成24年度第1回理事会
6日(木)海田地対協医療福祉専門部会
7日(金)新会館建設実行委員会
10日(月)第4回広島市立経営改善方策検討委員会
11日(火)財団法人広島県地域保健医療推進機構評議員会

県医師会では着々と平松体制が出来上がりつつあるなという感じがした。特に新会館建
設に伴う医師会財政の見直しを進めながら,医師会の継続事業を行っていくという使命,
地域医療を進めていく力強い意気込みが感じられた。

広島市では,広島市立経営改善方策検討委員会が4回目を数え,前回8月27日の中間報告
を受けて,経営形態を地方公営企業法から地方独立行政法(非公務員型)に移行するため
の「経営形態の見直しに伴う病院間の連携について」と題して検討が行われた。今回,ま
ず総合リハビリテーションセンターの問題が話し合われた。身体障害者福祉法による身体
障害者更生相談所は今までとおり広島市直営とし,障害者自立支援法による自立訓練施設
は地方独法化に併せ,自立訓練施設をリハビリテーション病院の付帯施設とすることが適
当であると意見が出され了承された。次回は舟大病院が検討されることとなった。
財団法人広島県地域保健医療推進機構評議員会では,公益財団法人への定款等が検討さ
れ,県への申請となった。県も市も次の時代に向けて,変容しようとしている。
県医師会も新会館建設実行委員会では,前回でも述べたが,財政的な問題で8階建てを7
階として,さらに部屋数の絞り込みを行い,駐車場の台数も減少させて,全理事・市郡地
区医師会会長連絡協議会合同会議,そして代議員会へと早急な解決が図られる。
今回の診療報酬改定では,機能強化型の在宅医療,即ち24時間の対応,緊急時の対応を
充実させる観点から,複数の医師が在籍し,緊急往診と看取りの実績を有する医療機関に
は評価の大幅な引き上げが行われている。また複数の医療機関が連携して,患者からの緊
急時の連絡先の一元化 月1回以上の定期的なカンファレンスの実施,連携する医療機関
数は10未満,また病院が連携する場合は200床未満に限られるという縛りもあるが,複数
の診療所がグループを組んで在宅医療を行うことを評価している。後程,魚谷先生に報告
していただくが,医師会として在宅医療に取り組んでおられる医療機関が連携し合って,
機能強化型在宅医療に取り組んでもらいたい。

今年度,在宅医療等を提供する機関等を拠点として多職種協働による在宅医療の支援体
制を構築し,医療と介護が連携した地域における包括的かつ継続的な在宅医療を目指して
在宅医療連携拠点事業が行われることになった。広島市の折口内科医院,竹原市の馬場病
院,東広島地区医師会,因島医師会の4か所が指定されたが,安芸地区医師会では退院支
援のサポート体制,介護・看護サービス等の情報共有・連携,緩和ケア,看取り,家族へ
の支援等,現在市町の圏域を超えて取り組んでおり,さらに多職種協働による在宅医療,
総合介護センターの充実に向けて取り組んで行く。
(平成24年9月)

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