2011年4月菅田巌 会長

三寒四温の今日この頃,今年の桜開花予想は例年並みとのことで,予想開花日は3月26
日,予想満開日は4月5日ごろになるとのことです。

【第105回安芸地区医師会定例総会】
2月20日の第105回安芸地区医師会定例総会では平成22年度の会務報告,関連事業報告,
平成22年度の医師会会計,特定健診・特定保健指導会計及び総合介護センター会計の補正
予算案,平成23年度の医師会事業計画案,関連事業計画等,提出した第1号議案から第5
号議案総て会員皆様のご協力により承認され,懸案であった臨床検査センター建設事業費
負担金の返還に関しても,賛成可決された。昭和42年に建設された医師会館および検査セ
ンターについて,OBの会員方には色々な思いがあると思う。昨日も三陸宮城沖では地震
発生があり,耐震性から見ると今の会館は心もとない。これを機に会員そして地域の皆さ
んがいつでも集まって研修や講演会ができる新しい医師会館を目指して行きたい。平成23
年度も地区医師会の使命である地域に密着し,当面の課題である ①新公益法人制度への
対応,公益事業と定款の見直し ②125年史の発刊 ③検査センター処理後の医師会館の
在り方一について,皆様の英知を結集し,サステイナビリティそしてサバイバビリティの
ある医師会運営を行う。

【小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの接種】
3月2日から4日までの問に,報告医によれば因果関係は評価不能又は不明とされてい
るが,小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含むワクチン同時接種後の死亡例が4
例報告された。情報を収集し専門家による因果関係の評価等を実施するまでの間,念のた
め接種を一時的に見合わせることとしたものである。その後,1例の死亡例が報告され,
合わせて5例について情報を収集し,専門家の評価を進めているところである。

【在宅患者支援システム】
安芸地区医師会訪問看護ステーションでは安芸区と安芸郡4町の約260名の利用者の調
査を行ない,その結果,心疾患や神経難痛などで人工呼吸器を使用する患者,栄養補給な
どのためにカテーテルを装着する患者,人工透析など定期的な治療が必要な患者で,電動
医療器具を使用する患者は約110名に上る。そのうち予備バッテリーや発電機など停電へ
の備えがある人がわずか25名である。
平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災,その後新潟中越地震や有珠山の噴火,そして
山口県防府市や兵庫県佐用町の豪雨災害,近くでは昨年の庄原市での豪雨災害等記憶に新
しいところである。海外においては,2010年1月ハイチのポルトープランスの大地震,先
月22日に発生したニュージーランドのクライストチャーチの大地震では,語学留学した日
本の若い人達が犠牲になっている。

災害時における在宅療養患者の要援護者の避難に対し,備えが必要で,3月5日,防
災,福祉 医療の連携した支援体制の構築に向けて,国内外の災害現場での看護のエキス
パートのNPO法人阪神高齢者・障害者支援ネットワークの黒田裕子理事長に「地域社会
において必要な取り組み~支援活動を通して~」と題して講演していただき,早速,関係
者での支援体制委員会が立ち上がった。

【救急医療】
3月8日,広島市連合地対胤救急医療体制整備検討委員会,第3回二次救急医療体制
整備検討部会が開催された。
広島市において,消防法の一部改正に伴う救急医療のコントロール機能を図るために,
スマートフォンを利用した支援情報システム,運用について話し合われた。また舟入病院
の小児救急広島市民病院の24時間救急対応,広島市医師会公設民営の内科系,眼科系の
準夜間救急センターに加えて,3月22日内科を対象に安佐医師会可部夜間急病センターが
開設運用される。今まで1回あたり医療機関2~3件でどうにか順調にシステムが稼動し
ていた整形外科系が,1日あたり1.38と,この1月以後危機的となり,維持できなくなっ
ているとのことである。広島市の墓丸保健部長と市本保健医療課長が越智広大病院長に相
談に行かれた。

【第104回県医師会定例代議員会】
3月13日第104回県医師会定例代議員会・第51回医師共済会総代会・第74回定例総会が
開催される。今年は資産運用規定そして県医師会の移転を含む高精度放射線治療センター
(仮称)の運営に関する案件があり,当医師会からも,質問・提言など行っていただきた
い。
3月は年度末でいろいろな事業,委員会,講演会があります。よろしくお願いします。
(平成23年3月)

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