看護・リハビリ・介護事業について

関連活動情報

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  • 事例検討会をきっかけに構築した7つの資源見る
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安芸地区在宅緩和ケア事例検討会詳細情報

安芸地区では、患者・家族が安心して在宅生活が過ごせるよう、事例検討会を通して現状における課題を検討し、病院と地域が連携して在宅緩和ケアの質の向上、また支援体制を構築する目的で、平成14年から年3回の在宅緩和ケア事例検討会(以下事例検討会という)を開催しています。

事例検討会は多機関の多職種が一堂に会する貴重な場であり、「顔の見える関係」を作るための中心的な存在となっています。

在宅緩和ケア事例検討会の具体的な目標として

(1)事例を通して支援方法のあり方について検討する。

・入院から在宅療養への移行手順の見直し

・在宅療養開始後の問題点の確認

・課題を病院・在宅スタッフ間で共有

(2)グループワークを通して多職種のコミュニケーション能力の向上を図る。

(3)終末期の患者に、より良いケアを提供できるように改善策を考え実行する。

◆会場

済生会病院、マツダ病院、安芸市民病院

◆開催日時

2月 6月 9月 の第4火曜日 19:00~

◆参加条件

医療・介護などの職種に関係なく誰でも可能とし病院、地域の医師・看護師・薬剤師・ケアマネジャー・ヘルパー・MSW・OT・PT・学生など

○緩和ケア事例検討会


(冊子)
第1回~第37回までをまとめて収録。
医療・介護関係のご希望の方に無料で配布(送料着払い)しています。
安芸地区医師会事務局へお問い合わせ下さい。
TEL:082-824-1340

事例検討会をきっかけに構築した7つの資源

.安芸薬剤師会の取り組み詳細情報

1)クリーンベンチの設置、2)在宅宅配システムの導入、3)会営2薬局による麻薬対応

高カロリー輸液の混合調整行う為のクリーンベンチ設置、在宅宅配システムの導入、薬剤師会営2薬局での麻薬対応が平成14年から始められたことにより、在宅中心静脈栄養を行っている利用者やオピオイドを使用している利用者の在宅療養の安定がはかれました。

.持続注入ポンプの購入詳細情報

使用薬剤によっては、持続注入ポンプが保険適応とならないため、貸し出し用に安芸地区医師会が購入しました。使用するシリンジのメーカーを問わないタイプを選ぶことで、かかりつけ医の使用しているシリンジすべてに対応可能とし、薬剤の2剤併用など柔軟な対応を可能にしました。

.「在宅におけるがん疼痛マネジメントの薬物療法」の冊子作成詳細情報

在宅がん患者さんががん専門医と変わらない痛みのケアを受けられるようにとの願いのもと平成16年に初版が作成されました。平成20年に第2版が作成され、その改訂ではあえて薬剤を商品名で記載したり、事例提示しています。またいつでも気軽に相談して欲しいとの思いから相談窓口を明示しています。疼痛ケアの変化に対応すべくH27年第3版と改訂を重ねています。

1.より具体的な記載をし、前半分を読んだら実臨床に応用できるように実践的な内容を前半分に記載した。

2.ケアの基本ポイントを作成し、麻薬使用におけるポイントを記載した。

3.訪問看護・介護との連携が容易になるようにアセスメント資料を記載。

4.気楽に相談して欲しいとの思いで相談窓口を明示した。

24時間対応の薬局名を記載しています

※医療・介護福祉関係者の方には、印刷代の実費@500円(送料別途)でお渡ししています。

この取り組みは、緩和ケアに取り組むスタッフのスキルアップとなっているだけでなく、県内外からも研修会の依頼がきました。

.「安芸地区医師会在宅診療機能情報」の作成詳細情報

 行政や総合病院の地域連携室、勤務医から「退院時や在宅療養を開始する時など、かかりつけ医を紹介する際の情報が無いため困っている。何とかしてもらえないか」との依頼がありました。この冊子は、平成16年に初版(71医療機関)、平成19年に第2版(医療機関108の基本情報と在宅医療情報や訪問看護ステーション)、平成27年に第3版(医療機関・歯科医療・調剤薬局・介護保険事業機関含む全382機関)を出版しました。

.「在宅中心静脈栄養療法の退院指導マニュアル」の作成詳細情報

マツダ病院の薬剤部によるマニュアルの作成により指導側の指導方法が統一され、利用者が安心して療養ができるようになりました。

.ホスピスボランティアの養成詳細情報

在宅療養を支える現場や安芸地区緩和ケア事例検討会の中で挙がっていた介護力不足や介護者に当たる人たちの自由な時間がない等の療養中の課題や、グリーフ期の支援が必要と考えられる事例を経験したことから、ボランティアの養成が必要であると考えました。

趣旨の賛同した、安芸地区医師会、安芸市民病院、安芸地区訪問看護管理サービス研究会、畑賀地区社会福祉協議会、広島市瀬野川・船越地域包括支援センター、マツダ病院が主催団体となり、安芸地区ホスピスボランティア養成講座実行委員会を立ち上げました。

平成20年に養成を開始、平成28年には4期生を育成し、独居であっても最期まで自宅で過ごしたいなど、多様化する利用者ニーズのQOL向上を目指し活動しています。

ホスピスボランティアの養成は、基礎講座と翌年のステップアップ講座(コミュニケーションスキルを中心としている)の二段階で開催しています。

費用:資料代等 基礎講座5,000円 ステップアップ講座1,000円

会場:安芸市民病院(概ね)

1.安芸地区ホスピスボランティア養成講座(基礎講座 全9回)詳細情報

平成20年から概ね1年ごとに開催。ボランティアの心得からがん治療、緩和ケア等について、約半年間(土曜日午後計10回)の講義で学びます。

第4期養成講座カリキュラムPDF

2.安芸地区ホスピスボランティア養成講座(ステップアップ講座 全5回+実習)詳細情報

基礎講座修了生と実行委員の医療・介護機関事務局を対象に基礎講座の翌年に開催。

主にコミュニケーションスキルを中心に約半年間(土曜日午後計5回)の講義(ロールプレイ、グループワークを含む)です。

第4期ステップアップ講座カリキュラムPDF

.「退院支援システム委員会」詳細情報

スムーズな在宅・病院移行のためのシステムを構築するため「相互理解を深める」「病院と在宅のバリアの解決」を目的とし平成22年に立ち上げました。病院側と在宅側の他機関・多職種のメンバーで構成しており、積極的な活動しています。

安芸地区ホスピスボランティア冊子PDF

.安芸地区ホスピスボランティアの活動詳細情報

ホスピスボランティア養成講座修了生の活動の場は、施設・安芸市民病院緩和ケア病棟やがんサロン・訪問ボランティア・分かち合いの会など地域の中でと多岐にわたり、インフォーマルサービスとして活躍しています。

1.がんサロン詳細情報

がんという病気に対する不安や悩みなどを、がん体験者同士で分かち合い、時には医師の助言を受けながら、一緒に泣いたり笑ったりのひと時を過ごしませんか。

  がんサロン
ほっと・HOT
がんサロン
あがと
がんサロン
マツダ
日 時 毎月第3木曜日
13:30~
毎月第3月曜日
10:30~
毎月第2木曜日
13:30~
会 場 ケアハウス
安芸中野
安芸市民病院
3階
マツダ病院
外来A棟5階
問合わせ先 瀬野川・船越
地域包括
支援センター
082‐893-1839
安芸市民病院
082-827-0123
マツダ病院
082-565-5685

①がんサロンあがと

日時 毎月第3月曜日 10時~

場所 安芸市民病院

②がんサロンほっと・HOT

日時 毎月第3木曜日 13時30分~

場所 あき中野 (特別養護老人ホーム)

③がんサロンマツダ病院

日時 毎月第2木曜日 13時30分~

場所 マツダ病院

2.安芸市民病院(ティーサービス、行事、傾聴)詳細情報

毎週金曜日のティーサービス、季節の行事のお手伝い、患者さまのお気持ちの傾聴などの活動をしています。ボランティアさんの訪問を皆さま心待ちにして下さっています。

3.訪問ホスピスボランティア えんの会詳細情報

医療関係(主治医、退院支援室、訪問看護など)、ケアマネジャー、地域包括支援センター、行政関係などからの依頼で活動しています

※住民から直接は受けつけておりません

ご自宅や入所・入院された病院にもうかがい、公的保険ではカバーできない支援をおこないます。

「自分らしく生きること」「それを支える人」に寄り添います

〇活動例

・寝たきりの若い利用者さんへの本読み、日常のお話

・日中独居の方の話し相手→自分史作り→病院への訪問

・呼吸困難のある方とゆっくりお買い物、庭の手入れ

・超高齢の介護者へのサポート

・介護者通院時の見守り… など

4.-大切な方を亡くされた方へ- 広島 いずみの会詳細情報

大切な人を亡くした方が、悲しみを癒す場として〝悲しみの気持ちを安心して出せる場所“をつくりました。

亡くなった人のことを話せば話すほど、話す必要のない日が早く訪れます。

悲しみをやり過ごすのではなく、悲しみと共に歩むことで、悲しみを通り抜けることができるかも知れません。

いずみの会では、たくさん話してもいいし、聞くだけの参加でも大丈夫です。

日時 毎月第1土曜日 10時~11時30分

場所 安芸地区医師会館

電話 082-824-1340(安芸地区医師会訪問看護ステーション)

(いずみの会の様子)

.ボランティアの活動支援詳細情報

ボランティアとして活動している人たちのために、フォローアップ研修と情報交換会・交流会を開催しています。

1.フォローアップ研修詳細情報

第1回  平成22年11月27日(土)

「認知症を正しく知ろう」

講師:魚谷 啓(安芸地区医師会理事)

第2回  平成24年9月15日(土)

「ボランティアに活用できるコミュニケーション技術」

講師:濱本 千春氏(YMCA訪問看護ステーションピース所長)

第3回  平成28年9月17日(土)

「認知症について」

講師:古庄立弥(広島市東部認知症医療疾患センター センター長)

「認知症の理解と関わり方について」

講師:山根映子(広島市認知症地域支援推進委員)

2.情報交換会・交流会詳細情報

第1回  平成27年7月11日(土)

第2回  平成28年9月17日(土)

安芸地区訪問看護管理サービス研究会(訪問看護管理者の会議)詳細情報

近隣の訪問看護ステーションの管理者たちから、「悩みや不安を相談できる場所がほしい」 と声が上がり、平成10年1月、当時かかわりのあった広島大学医学部保健学科助教授水流聡子氏(現東京大学大学院教授)とともに、安芸地区とその近隣の管理者達が集まる場所として「安芸地区訪問看護管理サービス研究会」を立ち上げました。

目的  : 各訪問看護ステーションの特徴を生かしその能力を最大限に発揮できるよう、地域の中でシステム化を図り、新たな問題意識を持って訪問看護サービスの質の確保・向上を目指す

事業内容: 1. 訪問看護サービスの質の確保・向上などに関する事業

2.訪問看護に関する研究会・講演会等の開催

3.関係機関、団体との連絡及び交流

5ヶ所の訪問看護ステーションから始まりましたが、新たに訪問看護ステーションが開設され、現在は10ヶ所の事業所が参加をしています。

会議では、管理者としての悩みや課題だけでなく、研修会・講演会の企画、新たな情報提供、医療事故の安全対策、労務管理、実地指導の報告、調査・研究の協力、医療・介護保険報酬の改定に伴う対応、研修会報告など様々な内容で進めています。

また会議の中であがった地域の課題については、この会が核となり、在宅緩和ケア事例検討会、在宅におけるがん疼痛マネジメントの薬物療法の冊子作成、退院支援システム委員会、防災医療ネットワーク会議、安芸地区ホスピスボランティア養成講座などの立ち上げや運営に関わっています。

訪問看護ステーション職員のレベルアップを目的とした講演会を、不定期に開催しており、H28年8月にも「訪問看護記録と情報開示」について、青木菜穂子氏に講演して戴きました。

安芸地区防災医療ネットワーク会議詳細情報

Ⅰ立ち上げの経緯

1.安芸地区医師会訪問看護ステーションの活動

訪問看護の利用者は基礎疾患や障害があり、災害が発生した場合継続した医療処置が必要なケースも多く、「どのように利用者を守ればよいのか」を検討する場所として、平成16年から既存のリスクマネジメント委員会の中で取り組んできました。

平成17年「災害発生時の対応について訪問看護ステーションの課題」を2か所の行政に相談し、災害発生時における対応検討会を行ないましたが、解決するには行政のみでは困難で、多組織との連携が必要であると考えました。

平成18年に行なった、当訪問看護ステーションの訪問看護師・利用者の災害意識調査では、避難所まで歩行できる被用者はわずか10%であり、少数ではありますが「逃げる手段もないし逃げるつもりもない、ここで死んでも良い」「高齢・認知症のため皆さんに迷惑をかける、避難場所での生活はむずかしい」などの記述もあり、避難の方法や避難所のあり方、在宅酸素・人工呼吸器などの医療機器使用者、内服薬・医療処置が継続して行えるかなどの課題が明確となりました。

平成19年災害対策委員会として分離し、災害発生時すぐに訪問することができない場合に備え、支援者に必要な情報として役立てるように、全利用者に対して災害時覚書を利用者宅と事業所に保管しました。この災害時覚書の内容は、日頃の生活を把握した情報と医療情報を含めており、基本情報以外に普段の薬の置き場所、通常の居場所の情報は被災後の救出時に役立つと考えます。また医療機器業者・内服薬・医療器具の装着や処置を行なっている利用者情報は被災後の継続したケアに役立ち、電源の確保については生命予後を左右する情報となります

2.安芸区地域保健対策協議会(広島市連合地域保健対策協議会)

 安芸区地域保健対策協議会の委員として参加しているため、地域の関係職種や住民を対象とした啓発活動にも取り組んできました。

平成18年 (阪神淡路大震災)シンポジウム「大規模災害をどう乗り越えるか」

~在宅療養を継続するために必要な事~(神戸医師会副会長他)

平成23年 講演会「芸予地震のメカニズムと安芸地区の災害特性」

広島大大学院工学研究科准教授 神野達夫氏

(東日本大震災)災害時の在宅医療の現状と問題点 

仙台 医療法人社団爽秋会理事長 故岡部 健氏(岡部医院)

3. 安芸地区防災医療ネットワーク会議の立ち上げ

平成23年3月5日、安芸地区医師会・安芸地区訪問看護管理サービス研究会主催による、関係職種を対象とした災害講演会「災害弱者を支える」を開催しました。

(この6日後に東日本大震災が発生しています)

① 講演 「地域社会において必要な取り組み~支援活動を通して~」

NPO法人阪神高齢者・障害者支援ネットワーク 理事長 故黒田裕子氏

②「安芸地区医師会総合介護センターにおける災害対策と今後の課題」

安芸地区医師会総合介護センター 災害対策委員会 委員長 堀川章代氏

講師の黒田氏の呼びかけにより、ネットワークづくりの趣旨に賛同する人を募り「安芸地区防災医療ネットワーク会議」の立ち上げとなりました。

この会議の趣旨は、「在宅療養をしている災害時要援護者が、平常時から安心して生活でき、災害が起きても自助・共助・公助により必要な療養を続けられるように、保健・医療・福祉・介護、消防の関係機関、行政、医療機器会社、当事者・患者団体等がお互いの役割、支援活動の理解を深め、連携を強化し、平常時から災害時においても有効に機能するネットワークの構築を図る」としました。

活動内容

平成23年12月(東日本大震災)災害ボランティア支援活動報告会

平成25年3月「会議規約、各々の抱える課題、活動の方向性」

平成25年6月「会議規約の作成と規約の決定」

平成25年9月 研修会「所属部署における災害時の現行の対応について」 

平成26年3月 講演会「在宅災害弱者を支える」経験知から語る

NPO法人 阪神高齢者・障害者支援ネットワーク 理事長 黒田 裕子

平成26年6月 研修会「近年の災害事象について~地震・大雨・水害・火災・台風~」

平成26年11月(広島土砂災害)「被災地支援の経験からの学び」

平成28年1月 災害時要援護者対策研修会「顔の見える関係づくり」

平成29年2月 研修会「災害弱者の命を守るためには」

この活動以外に、研修会の開催や運営をする目的でワーキングメンバーによる会議を、3~4回/年開催している。

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