安芸地区医師会の沿革について

当医師会の創立は、明治20年(1887年)に発会した「明廿(めいしゅう)医会」を母体とし、翌明治21年、安芸郡内在住の全医師(122名)の設立した「安芸医会」を始まりとします。現在では、12の委員会や5つの運営会議を設け、多くの会員が活発に活動をすすめ学校医、産業医、介護医療、在宅医療、かかりつけ医など地域医療への貢献を実践しております。研修の場としては、月例の学術講演会だけでなく、毎年開催される安芸医学会は30回を数え、40数題の演題が呈示され、300名以上の出席者で盛大に開催されています。また、毎月「月報」および年一回の会誌「あき」を刊行しております。

明治21年 安芸郡在住の全医師122名からなる安芸医会を創立。
明治35年 呉市が安芸郡より独立し、現在の地域を対象とする医会となる。
昭和14年 加藤鶴亀氏が会長に就任。
昭和22年 社団法人安芸郡医師会が発足し、檜原月海氏が会長に就任。
昭和28年 皆川尚常氏が会長に就任、健康保険制度の改正に尽力。
昭和42年 安芸郡医師会館および検査センターが完成。
昭和52年 安芸郡医師会史を発刊。
昭和56年 八田博英氏が会長に就任。
昭和56年 学術や医療の研鑽と地域社会活動の推進を提唱し、他地区に先駆け、勤務医部会を再編成。
昭和58年 安芸郡医師会から安芸地区医師会へ名称変更。
昭和62年 安芸地区医師会百年史を発刊。
平成2年 高島義範氏が会長に就任。
平成2年 かかりつけ医推進事業を推進。以後、在宅医療の定着を進め、当医師会の中核事業となる。
平成5年 かかりつけ医推進モデル事業および老人訪問看護ステーション事業を開始した。
平成7年 『かかりつけ医推進モデル事業』事業報告書を刊行。
平成10年 福永泰州氏が会長に就任。
平成10年 介護保険制度のスタートに合わせ、海田町在宅介護支援センター開設。
平成10年 安芸地区医師会訪問看護ステーション5周年記念誌を発刊。
平成11年 ホームヘルパーステーション開設。
平成18年 菅田巌氏が会長に就任。
平成20年 4月から、メタボリックシンドロームの予防、改善に着目した健康づくり施策に伴い、特定健診・特定保健指導事業を開始した。
平成24年 安芸地区医師会新会館完成。
平成25年 4月から、社団法人から一般社団法人に移行。
安芸地区医師会125年史を発刊。
平成29年 白川敏夫氏が会長に就任し、現在に至る。

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